マイクロソフト『先週配布したWindowsパッチをアンインストールして
米国Microsoftは4月12日、9日に公開したセキュリティ更新プログラム(パッチ)をアンインストールするようWindowsユーザーに呼びかけた。
日本の筆者のマシンでは4月10日にWindows Update処理でインストールしていました。ここでは、事件の概要とアンインストールの方法を書きたいと思います。
概要ある種のセキュリティソフトなどがインストールされているマシンに、「KB2823324 のセキュリティ更新プログラム」を当てるとクラッシュ等の不具合を生じさせる。
現象PCやサーバがクラッシュ(ブルースクリーン)し、起動時にCHKDSKを要求したり、再起動を永遠に繰り返す最悪の事態も
イベントID 55 または Stop 0xc000021a エラー。
対象のパッチ『MS13-036、KB2823324』は4月の月例セキュリティ更新プログラム9件の1つ。「Windows Update」サービス経由でも配布された。筆者は4月10日のWindows Updateでインストール。
対象のマシンOS:Windows Vista/7/Server 2008/Server 2008 R2
ソフト:「Kaspersky Endpoint Security 8 forWindows(Ver.8.1.0.831)」や「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstations / Server(Ver.6.0.4.1424、6.0.4.1611)」や「ブラウザ・セキュリティ・アドオン G-Buster」をインストールしたマシン
対策「スタート」→右側の「コントロールパネル」→「プログラムと機能」→左側の「インストールされた更新プログラムの表示」→名前欄「Microsoft Windowsの項目」→「Microsoft Windows(KB2823324) のセキュリティ更新プログラム」を選択→「右クリック」→「アンインストール」を実行する
Microsoft サポート『解決方法』のページ http://support.microsoft.com/kb/2839011/ja
備考件の『Kaspersky ウィルス対策ソフト』の実績が少ない日本での不具合報告は見当たらない。多くのユーザーは急ぐ必要は無いのではないでしょうか。